市田柿

Jan 24, 2017   #foods 

干し柿というか、市田柿がすごく好きだ。年末に実家に帰ると、いつも置いてあって、ここぞとばかりにたくさん食べていた。ところが今年は実家になかったのである。

どこのスーパーにも、冬になると市田柿が並ぶ。とても高く、1パック600~700円する。普段の買い物では手が出ない。それに実家に帰ったらきっとあると思って、スーパーでは見て見ぬ振りをして、欲望をやり過ごしている。

今年は実家になかった。それでも騒ぎ立てることはなく、残念だなと思うぐらいのものだった。

ところが今日、JAのスーパーでその市田柿が半額になっていたのだ。それに気づいたのは別のお客さんの買い物カゴの中に、大量の市田柿が入っていたからだ。そのパックには半額のシールが貼られていたのだ。しかし、時すでに遅し、売り場には一パックも残されていなかった。しめしめ、独占したぞというような、ことを喋りながら(多分)、その夫婦はレジに向かった。そして赤いプリウスに乗って(市田柿と一緒に)走り去っていった。5~6パックは買っていたのではないだろうか。そんなに食べられるのか。そんなに燃費良く走りたいのか。なんで赤を選んだのか。

ゼリーのようで、和菓子のようでもあり、実際は果物で、ドライフルーツだけど、完全にドライではない、たくさん食べても罪悪感がない、体にいいのではとさえ思ってしまう。あの市田柿。

もう、食べたさが止まらないので、明日は別のスーパーを見てみようと思う。